志学は、町の名の由来のとおり、教育の町として発展してきました。家庭教育、学校教育、社会教育とそれぞれの教育を理解しあい、相互に力を合わせる土壌が志学にはあります。 その例のひとつが、志学では古くから活動団体を社会教育団体と位置づけていることです。また学校創立事業の名称を志学教育百年事業と名付けている点にもうかがえます。そして3教育があわさった志学文化の象徴である通学合宿は他に誇るものです。まさに教育が風土を作り上げている、それが志学です。 |
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※最左一室が保育園、時計までが小学校、その右が中学校、最右が体育館、その前にまちセン | |||
教育のまちとしての志学。 人口わずか600人を切るまちに、未だに保育園、小学校、中学校が同じ敷地に共存しています。教育の中心、学校教育を頑なに守り続けているのには理由があります。 ※2017年からは志学診療所も学校内体育館下に併設、2022年からは志学まちづくりセンターまでもが校庭に新築移転しています。 志学に受け継がれる教育の精神。 志学には古くから親以外のまちの人達が「先生」と呼ばれ、数多くの社会教育行事が旧公民館を中心に行われてきました。通学合宿もそのひとつです。そして学校、保育園存続に懸命に注力してきた志学の人々。志学にも受け継がれる同じような精神があります。幕末、長岡藩 (新潟県) の藩士小林虎三郎による教育にまつわる故事「米百俵の精神」=「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」 地名の由来にも教育があり。 中国の論語「吾、十有五にして学(がく)に志(こころざ)す」から名付けられた志学。崇高な理念が背景にある教育にも通ずるこの地名は、この地に育ちゆく人々に「こころざし」を育み、人知れぬ思いを宿らせ、人格形成に影響していると考えられます。 ※詳しくはこちらで http://www.sanbe-shigaku.net/origin.htm |
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